7月25日〜29日広島県広島広域公園陸上競技場にて第78回全国高等学校陸上競技対校選手権大会が開催されました!今年もインターハイでゆめおり陸上クラブ所属の髙橋怜美選手(七種競技)と
ちはや陸上クラブ所属の立石花鈴美選手(走高跳)が出場いたしました。
高橋怜美選手は七種競技で4816点の6位入賞を果たしました!
熾烈なインターハイ路線を振り返ってお二人へインタビューをさせていただきました!
髙橋怜美選手へインタビュー

インターハイ路線を振り返って
私は高校1年生と2年生の時、南関東大会までしか進むことができませんでした。その分、高校生最後の年にかける思いは大きかったです。関東大会当日は、普段はあまりしない緊張がありましたが、その緊張が集中に繋がり、多くの種目でベストを更新することができました。インターハイでは、思うようにベストが出ず、気持ち的にもつらいと感じた2日間でしたが、先生や応援、サポートをしてくれた部員に支えられ、最後の種目まで全力で取り組むことができ、悔いの残らない大会になりました。
試合前にいつも行うこと(ルーティーン)
試合前はよく今までの動画を振り返っています。
また、自分がスタートラインに立つ瞬間からゴールまでの一連の流れを頭の中で繰り返し想像しています。

今までの競技生活を振り返って
今年の冬は足の痛みが再発し2月の大会を棄権しました。また昨年からやり投げによる肩の痛みがあり、十分に練習できないことに焦りを感じていました。負荷を減らしたり、できることを見つけたりして練習を続けました。怪我をしてつらかったですが、同時に身体のケアの大切さを学ぶことができたと思います。
成長の秘訣
高校3年間で大切にしていたことは「楽しむこと」です。大きな大会や初めての大会などどんな大会でも、記録や順位の目標を立てるのではなく、会場内で1番楽しむことを目標にしていました。時には楽しいと思って始めた七種競技がつらいと感じてしまうことがありましたが、そんな時は陸上を始めた頃の気持ちを思い出すようにしていました。

今後の目標
大学ではハードルに重点をおき、他にもさまざまな種目を極めていきたいと考えています。
クラブ生へ一言
とにかく陸上を全力で楽しんでほしいです。練習も大会も楽しんでいれば強くなれると思います!
また、私は小学2年生の頃からゆめおりのコーチに沢山のことを教えていただきました。今もその経験が色々なところで活きています。コーチの言葉や周りの友達を大切にして、これからも頑張ってください!

立石花鈴美選手へインタビュー

インターハイ路線を振り返って
ずっと目標としていた全国大会に繋がる大きな大会で、これまでは実力不足で叶わなかったので、最後のチャンスである3年になっての県総体はすごく緊張しました。今までの経験を踏まえて、まずどうしたら南関東へ繋げられるのかイメージして計画を立てて、無事通過することができました。南関東はいつも通りを意識して、リラックスして本番を迎えられました。ピットに立ってからは緊張もあったがコーチとコミュニケーションをとって助走も立て直すことが出来て、インターハイへ繋げることが出来ました。インターハイは周りの選手に対して自分の実力が全く及ばず悔しい結果となりました。緊張して地に足がついていない感覚で、精神面で自分をコントロールできなかった点が心残りです。
今までの競技生活を振り返って/成長の秘訣
⭐︎怪我からの復帰
高校1年生の冬に椎間板ヘルニアになって、何も思い通りにいかなくて辛かったです。負けたくなくて色々調べたりコーチや母と話し合って工夫して、だんだんと回復へ向かっていけました。南関東が終わってからはジャンパー膝になってメンタルの部分で負担があったけれど周りの支えと競技の楽しさが自分を励ましてくれました。
⭐︎目標達成に向けて頑張ったこと
ずっとノートをつけていて、意識したら上手くいったことやコーチに指摘していただいたこと、毎大会前の調整練習と大会当日の動きを毎回書いて、自分にどれが合ってるのか分析していました。普段の練習は部活の短距離練習に混ざって、跳躍をクラブでコーチにみてもらっていました。高跳びの指導者が学校にはいないので、クラブで教わった跳躍ドリルを自分で学校でやるようにしていました。母はずっと全力で競技のサポートをしてくれて、食事面だけでなく練習やケアの部分でも沢山調べたりして私に喝を入れてくれました。嫌になる時もあったけど、振り返ると私は母がいなかったら絶対にここまで来れなかったと思います。
今後の目標
以前から目指している職業があったので、陸上は高校までにしようと考えていました。最終的に全国大会の舞台で引退できて良かったです。これからは違う場所で努力してまた目標を叶えたいと思っています。
クラブ生へ一言
ちはやで色んな学年の選手と関わることが出来てすごく自分の成長に繋がったし、たくさんの刺激をもらえました。辛い時期がくることもあるかもしれませんが、初心を忘れず競技を楽しんでください。

冬期練習を有意義なものにするために
秋の試合が終盤に差しかかり、もうすぐ冬期練習のシーズンがやってきます。
この時期は、一度立ち止まって「自分自身」を見つめ直す絶好のタイミングです。
◎今シーズンを振り返って(良かったところ、改善点)
まずは今年の自分を振り返ってみましょう!
試合でうまく行ったこと、成長を感じた瞬間、課題として残った部分
良かった点と改善点を整理することで、来シーズンに向けての「道しるべ」が見えてきます。
◎改善点をどう克服していくのか(トレーニング方法)
改善点を見つけたらそれをどう克服していくのかが大切です。
例えば、スタートの反応を磨きたいなら瞬発系のトレーニングを増やす。
ラストの伸びを強化したいなら持久力アップのメニューに取り組むなど、自分にあった練習方法を考えてみましょう!
自分で考えるのが難しければコーチにたくさん聞きましょう!
何度も冬期練習を乗り越えてきたコーチたちが、サポートします!
◎来シーズンの目標
「来シーズンのなりたい自分」を具体的にイメージしてみましょう!
記録を更新したい、決勝の舞台で走りたい、正しいフォームで走りたい。
どんな目標でも構いません。明確な目標があれば冬の厳しい練習も前向きに取り組めるはずです!
大きく3つのポイントを押さえてから冬期練習に臨むと、より有意義な時間を過ごせると思います!
11/15(土)府中市民競技場にて「みんなの気になる悩み」をテーマにしたワークショップイベントを開催いたします!※会員様のみ
ケガで思うように練習できない方や休会中の方も楽しめる内容をご用意しています。
冬期練習に向けて気持ちを整えるチャンスです!是非ご参加ください!
※詳細は後日SNSにてお知らせいたします!
現在、各会場にて無料体験を実施中です!
「どんな雰囲気かな?」「どんな練習をしているんだろう?」と思った方は、是非一度体験にお越しください!コーチ一同皆さんの挑戦を応援しています!