はじめに
初めて陸上競技大会に出場することが決まったとき、楽しみな気持ちと同じくらい、ドキドキして不安な気持ちになっているお子さんも多いのではないでしょうか。しかし、世界や日本で大活躍しているトップ選手たちも、最初は同じように「はじめての大会」を経験し、同じように緊張していたと思います。
陸上競技大会は、だれかと競い合うだけではありません。昨日までの自分よりも、少しでも速く走れたり、遠くに跳べたりする「新しい自分」に出会うための最高の舞台です。
今回は、皆さんが知っておきたい「クラブ募集大会のエントリー方法」や「当日の流れ」、「大切なルール」を紹介していきます。
準備をバッチリ整えれば、緊張はワクワクに変わります!
第1章:クラブ募集大会の出場までの流れ
大会の申し込みから当日まで
①申し込み期限が近づきましたら、会員様専用LINEにて募集開始のご連絡をいたします。内容をご確認の上、期限内にお申し込みください。
なお、年間のクラブ募集予定大会の一覧は、下記URLよりご確認いただけます。
ゆめおり→https://athletics-club.jp/2026/04/15/2026race/
ちはや→https://athletics-club.jp/chihayanews/2026race/
②大会当日の約1週間前を目安に競技日程が公開されます。公開後に「当日の出場種目」「集合時間」「その他注意事項」を3日前を目途にLINEにてご連絡いたします。
※LINEでのご連絡には、準備が整い次第順次お送りいたします。ご案内が大会の数日前となる場合もございますのでご了承ください。
第2章:大会当日の流れ
①会場到着、受付
会場に到着したらクラブの陣地へ向かいましょう!クラブ陣地の場所は、当日公式Instagramにてご案内いたします。
陣地へ到着したら受付を行い、ゼッケン(アスリートビブス)や競技日程などの配布資料を受け取りましょう。その後、ユニフォームのサイズを選びます。普段着用しているクラブTシャツやハーフパンツで出場していただいても問題ありません。
またこのタイミングでゼッケンを事前につけておきましょう!
※ゼッケンの付け方については、この後の章で詳しくご説明します。
陣地は、荷物を置いたり、身体を休めたりする場所としてご利用ください。周囲の方の迷惑にならないよう、静かに過ごしましょう。もちろん、スタンドで競技を観戦していただいても構いません。ウォーミングアップ開始時間の10分前頃までには、陣地へ戻るようにしましょう。

②ウォーミングアップ開始
配布資料に記載されているウォーミングアップ開始時間までに、陣地へ集合しましょう。同じ種目に出場する仲間と一緒にウォーミングアップを行います。ウォーミングアップへ向かう前に、ユニフォーム・飲料水・スパイクを忘れずに準備しましょう。暑い日や雨天時は、タオルや帽子などもあると安心です。
ウォーミングアップ終了後は陣地へ戻らず、そのまま召集場所へ向かいます。忘れ物がないよう、出発前に必ず確認しておきましょう!

③招集場所へ移動
アップ担当のコーチと一緒に招集時間になったら招集場所へ移動します。
自分の出場する組やレーンを審判の方へ大きな声で伝え、ゼッケンを確認してもらいます。
④本番スタート!
招集を終え、競技場内に入ったら審判の方の指示を聞き本番を待ちます。
身体が冷えてしまうと本来の力を発揮できなくなります。その場に座っているままだと身体が冷えてしまうので、ジャンプやもも上げなどで身体を動かしながら、本番まで過ごしましょう。
あとは楽しむだけ!頑張ってください!

⑤競技終了後
競技終了後は陣地へ戻ります。ユニフォームは洗濯不要です。着替え後、ゼッケンと安全ピンを外した状態で返却BOXへお入れください。
出場種目がすべて終了した人から解散となります。必ず陣地にいるコーチへ一声かけ、名簿へのチェックを受けてからお帰りください。

第2章:タイムテーブルをマスターしよう!間違えてはいけない「2つの時間」
陸上大会の一日は、「タイムテーブル(競技日程)」に沿って進行します。競技はタイムテーブルに沿って進行するため、時間通りの行動が大切です。まずは、大会で間違えてはいけない「2つの時間」の違いをしっかり理解しておきましょう。
① 「競技開始時間」とは?
実際にレースのピストルが鳴ってスタートしたり、走幅跳などで最初の試技が始まったりする時間です。基本的にはプログラムに記載されている時間通りに進行しますが、天候などの影響で変更となる場合もあります。競技場内の案内も確認するようにしましょう。
② 「招集時間」とは?
大会当日に最も気をつけなければいけないのが、この「招集時間」です。競技が始まる前に、出場する選手の最終確認(点呼)を行う時間です。この時間に遅れると、理由を問わず棄権(欠場)扱いとなり、競技に出場できなくなります。
陸上大会では、競技開始時間の前に「招集開始〜招集完了」という10分〜15分ほどの短い受付時間が種目ごとに設けられています。
「競技開始時間には間に合えば大丈夫」と思っていると、招集時間がすでに終わっていて失格……というケースが、実は毎年多くの大会で起きています。
プログラムが配られたら、まずは自分の出場種目の「競技開始時間」と「招集時間(開始・完了)」を必ず確認し、時間を何度も確認する習慣をつけましょう。
招集場所の確認も忘れずに確認しましょう!
競技場に着いたらまず、「招集所」がどこにあるかを確認しておきましょう。メインスタンド裏やバックストレート裏など、大会によって場所は異なります。分からない場合は、コーチや当日の審判の方へ確認しましょう!
第3章:ゼッケン(アスリートビブス)と腰ナンバーカード(腰番)の正しい付け方
大会では、自分が「何レーンの誰なのか」を判定するために、ゼッケン(アスリートビブス)と腰ナンバーカード(腰番)を身につけます。正しく装着されていないと、審判から注意を受けたり、場合によっては失格となることもあります。ゼッケン(アスリートビブス)は、競技場到着後、クラブ陣地で受付を行う際にお渡しします。ユニフォームに着替える前に、正しく取り付けましょう。
① ゼッケン(アスリートビブス)の付け方
- 付ける位置:原則として、ユニフォームの「胸」と「背中」に1枚ずつ(合計2枚)付けます。ただし、走高跳・走幅跳などの跳躍種目では、競技規則によりどちらか1枚のみでも大丈夫です。分からない場合はコーチへ確認してください。
- 注意点: ゼッケンの四隅を安全ピンでしっかり固定しましょう。番号が折れたり隠れたりしないよう、真っ直ぐ取り付けましょう。
② 腰ナンバーカード(腰番)の付け方
- 付ける位置: ランニングパンツやタイツの右腰のやや後ろ側に取り付けます。
- なぜここに付けるの?: 主にトラック種目で使用します。ゴール地点では「写真判定カメラ」によって順位やタイムを判定しています。カメラはスタンド側から選手を撮影しているため、右腰のナンバーが見えないと、誰の記録なのか判別できなくなってしまいます。
- 注意点: ユニフォームの裾が腰ナンバーカードにかからないよう注意しましょう。シャツはランニングパンツの中に入れ、腰ナンバーカードが見える状態で競技に臨みましょう。
③スパイクについて
小学生が陸上スパイクを履き始める目安は、小学4〜6年生頃です。 自分で靴紐が結べることが必須条件です。
ただし、早く履けば速く走れるというものではありません。足の骨や筋肉が成長途中のため半年〜1年程度陸上を続け、基礎的な体力や走り方が身についてから使用することをおすすめします。 クラブ募集の大会ではスパイクのレンタルを行っております。希望される方は、お申し込み時にサイズをご入力ください。スパイクは大会当日に競技場で貸し出しいたします。
スパイクについて詳しくはこちらから↓
おわりに
初めての大会は、だれでもドキドキして緊張するものです。でも、それはお子さんが「本気で頑張りたい!」と思っている証拠です。
もし分からないことや不安なことがあっても、クラブ募集の大会では、競技場にいつも一緒に練習しているコーチたちがたくさんいます。スタートラインに立つまでは、決して一人にはしません。困ったことがあれば、いつでも近くのコーチに声をかけてください。安心して、思いきり大会を楽しみましょう!
また、子どもたちが緊張を乗り越えてスタートラインに立つこと自体が、とても大きな挑戦であり、素晴らしい経験です。うれしい結果も、ちょっぴり悔しい結果も、すべてがこれからの成長につながる大切な一歩になります。
大会では、他の選手の頑張る姿を見たり、仲間を応援したりすることも貴重な経験です。ぜひ最後まで大会の雰囲気を楽しんでください。
私たちコーチ陣も、子どもたちが安心して全力を尽くせるよう、最後まで全力でサポートいたします。保護者の皆さまも、ぜひ温かい拍手と笑顔で、子どもたちの最高の舞台を一緒に応援しましょう!
それでは、大会当日、皆さんにお会いできることを楽しみにしています。最高の一日にしましょう!




